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本日はタントのエンジン載せ替え風景を投稿しようと思います。
この車は先日投稿させていただいたお車とは別のお車です。
お客様よりオーバーヒートしましたということでお預かりしました。
まずはお預かりしましたお車をなぜオーバーヒートしたのかを診断していきます✊
今回オーバーヒートしました原因は診断の結果、冷却水を冷却するクーリングファンの故障によるものでした💦
次にオーバーヒートによりどれ程エンジンにダメージがあるか点検していきます❕
オーバーヒートの場合エンジンのダメージを点検する方法は大きく二つあります。
一つはラジエータからの冷却水の吹き返しの有無を点検する方法ともう一つはラジエータに圧力を掛け漏れを点検する方法です
ではなぜこの方法を用いて点検しますかといいますと、エンジンはオーバーヒートしてしまうとエンジンブロックとシリンダーヘッドの間にあるヘッドガスケット抜けをおこしてしまうためです😨
なぜガスケット抜けをおこすのか、ガスケットが抜けると何がおこるのかは今回は割愛させていただきます。(後日詳しく説明させていただこうと思います。)
では本題に移りまして、点検の結果お預かりさせていただいたお車はヘッドガスケット抜けをおこしていたためエンジン載せ替えとなりました。
それではエンジン載せ替え風景を紹介させていただこうと思います❕
まずエンジンを下す下準備としまして、エンジンオイル ATF クーラント等々抜いていきます。
下準備ができましたら次はエンジン脱着に邪魔になる足回りやボディパーツをバラしていきます❕
画像は作業途中のものです。
次にラジエータやカウルトップ、コアサポート等々外していきエンジンハーネスを車内から引き抜きエンジンを下す手前まで作業を進めていきます。
作業も進みいよいよエンジンを下していきます✊
エンジンとトランスミッションの間にガレージジャッキをかましてエンジンを支えエンジンマウントを車体から切り離していきます。
エンジンマウントが切り離せましたらリフトで車体を上げエンジンをしたから引き抜くような形でエンジンを下していきます。
とうとうエンジンが車体から下りました。
とてもすっきりしましたね
それでは下したエンジンの補器類、トランスミッション等々積み替えるエンジンに移植していきます。
今回の積み替えるエンジンは走行距離が同等の中古エンジンになります。
中古やリビルトのエンジンは卸しから補器類等ついていないエンジン本体のみで車屋さんにやってきます。
お車に詳しい方ならお分かりかと思いますが、パーシャルエンジンなんて言います❕
実はエンジンを下すまでの作業よりも古いエンジンから新しいエンジンに補器類等移植するほうが大変だったりします💦
もちろんエンジンは下りた状態なので車上で作業するよりも簡単で作業は捗りますよ~
新しいエンジンへ補器類等の移植が終わりましたら逆の手順でエンジンを載せていきます。
下すよりも載せる方が作業は早く済みますね👍
皆さんバラす方が早いんじゃないの?って思うかもしれませんが、バラす際は構造や配置等しっかり下見をしながら行うので時間が掛かります😨
バラしたあと分からなくなったら大事件ですからね(笑)
とうとうエンジンも無事載せ終わりました❕
えっ、終わってない❕❔
はいっ、オーバーヒートの原因であるクーリングファンがやってくるまで部品待ち状態ですね❕
勘のいい方はもうすでにお気づきかと思いますが、クーリングファンを交換するだけでもここまでバラさないと交換できないのです(@_@。
油脂類など新しく給油し部品が届き次第すぐ作業完了できるよう準備しておき今日の作業は終了です❕
作業の続きは後日投稿させていただきます。
長々と最後までご覧いただきありがとうございました(人”▽`)